money_satsutabaここに1万円札が1,000枚1千万円あったとする。これだけあれば住宅ローンの返済もできるし、超高級車だって購入することができるだろう。ちょうど東京でアパートを借りて私立の4年生大学に行く子供の教育費、生活費に匹敵する。

ところがこの1千万円(重さ約1kg)を持ってアマゾンの奥地に行ったとすればどうだろうか。(実際に行った事がないので想像であるが)そこの貨幣価値からすれば一生働かずに暮らせるだけのお金になるかもしれないが、現地の人は1万円札を見てもただの紙切れとしかみてくれないかもしれない。製造原価30円の価値も認めてくれないかもしれない。

お金がお金としての機能を果たすには相手が受け取ってくれるという安心感や信頼感という「信用」が備わっていなければならない。言い換えれば、信用が無くなった瞬間にお金はお金ではなくなるということになる。

こうして考えると、お金に対する信頼は厳格に守られなければならない。時々ニュースに流れる偽札事件はお金の信用を根本から覆すことになるので、厳しく罰せられることになっている。

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