キャッシュフロー表を作成することで自分の将来をリアルに受け止められるだろう。新たな夢や希望を描くことと同時にウィークポイントであるアキレス腱も同時に気づくだろう。そうすれば次はアキレス腱をより強く鍛える対策が求められる。

もしキャッシュフロー表を作成しなければどうなるのだろうか。これまでの生活がそのものかもしれないが、本能、衝動、感情、欲求によってお金が出て行くことになる。

空腹になれば何か食べたくなる。どうせ食べるならより美味しいものがいい。チラシをみればバーゲンに行きたくなる。何か掘り出し物はないかと探していれば余計なものをつい購入してしまう。

sale_ubaiai疲れていてストレスを強く感じているときは自分を平常にするために普段より多くのお金を消費するといわれている。そして人の欲求には際限がない。

低次が満たされれば中次を求め、中次が満たされれば高次を求めてさらにエスカレートしていく。

自分の本能、衝動、感情、欲求に任せお金を使っていけば、どんなにあっても足りなくなるだろう。この本能等の暴走にブレーキがかけられるのはキャッシュフロー表である。

ここでこれに使ったら犠牲にしなければならないものが浮かんでくる。計画を先送りしなければならないと気づくだろう。

しかし本能等は強力なパワーを持っている。これが生きる力であり、生き続けようとする源かもしれない。現代人にいたるまで猿人やその前の哺乳類から生存し続けるために伝えられてきたノウハウが詰まっている。本能等は頭で考えた理性に優先して行動を起こさせようとすることがある。

しかし本能等は瞬間的に湧き上がっても長時間継続することはないと言われている。その時間はせいぜい10分間くらいである。この10分間をやり過ごせば理性に基づいた行動が取り戻せることになる。

人はとかく個人的な快楽を求めがちである。快楽はとても心地よいので個人としては適していても、集団社会生活の中では個人より集団に重点が置かれている。社会的ルールの下で個人の本能等を発揮しなければならない。

 

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