死亡保険金を受け取るには加入している保険会社に連絡して事故受付を済ませたら保険金請求資料が送られてくる。送られる資料には一般に保険金請求書、死亡証明書(診断書)、被保険者の住民票、受取人の戸籍謄本、受取人の印鑑証明、保険証券等である。

病院で亡くなれば担当医が死亡診断書を作成する。自宅で亡くなった場合は担当医に連絡して死因とこれまでの病気の因果関係が明確であれば死亡診断書になるが、因果関係が不明確であれば死体検案書が作成され、警察の調査を受けることになる。

遺体を病院等から運び出す場合、葬儀会社に連絡して寝台車の手配を依頼する。続いて火葬場に予約を入れ、市町村役場に死亡診断書と共に死亡届を出し、火葬許可証を受け取る。亡くなってから24時間以内は火葬することができない。その間に通夜が行われる。

通夜葬儀の日程が決まったら、親戚や友人、関係者、町内に連絡する。電話でよい場合もあれば直接挨拶に伺うこともある。お悔やみ欄に掲載するため新聞社にも連絡しなければならない。osouhiski_iei

通夜から葬儀は普段慣れない事の連続なので、何にどのくらいの費用がかかるかなど細かくチェックなどしていられない。葬儀が無事終了したら1週間もしないうちに葬儀会社から請求書が届く。

手元にある現金はいただいた香典があるが、それだけではおそらく支払には不足する。亡くなった本人の銀行預金から引き出そうとしても口座は凍結されている。

保険金請求には公的書類を整えてから請求していては間に合わない。葬儀会社への支払は喪主が支払うか家族が立て替えるかの方法しかない。死亡保険金の使いみちは残った家族の生活保障に限定される。

 

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